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平成31年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について②NEW

2019年03月28日

標題につきまして、この度山口労働局より改めてお知らせがありましたので、3月11日に引き続き掲載致します。

厚生労働省山口労働局長

 平素より労働行政の推進に格別の御理解・御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、山口労働局では、職場における熱中症の予防対策については、第13次労働災害防止計画期間中(平成30年から5年間)の死亡災害ゼロを目標として設定し、関係各位の御協力を賜りながら、その対策に取り組んできたところです。
 県内の平成30年の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)を見ると、死亡者数は0人となっているものの、休業4日以上の死傷者数は17人となっており、平成29年の発生状況(確定値)と比較して3倍を上回る結果となっています。
 別紙のとおり、全国の平成30年の職場における熱中症の発生状況(速報値)を見ると、死傷者数は1,128人、死亡者数は29人となっており、平成29年の発生状況(確定値)と比較して、死傷者数、死亡者数ともに2倍を上回る結果となっています。また死亡災害の発生状況を見ると、建設業などの屋外作業を中心に発生していましたが、製造業などの屋内作業においても多数発生しており、これらの中には、WBGT値(暑さ指数)計を事業場で準備していないために作業環境の把握や作業計画の変更ができていない例や、熱中症になった労働者の発見や救急搬送が遅れた例、事業場における健康管理を適切に実施していない例などが見られました。このようなことから、職場における熱中症対策がまだ十分に浸透していなかったと考えられ、熱中症予防対策の徹底を図ることが必要です。
 平成31年の本キャンペーンにおいては、職場における熱中症予防対策の浸透を図ることを目的とし、別添の平成31年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱(以下「要綱」という。)のとおり実施されます。事業場におけるWBGT値の把握や緊急時の連絡体制の整備等の重篤な災害を防ぐ対策について、特に重点的に周知・啓発を関係団体等と実施します。

※文中の別紙、別添資料につきましては、以下をご覧下さい。
PDFファイル(別紙)職場における熱中症の発生状況
PDFファイル(別添)キャンペーン実施要綱